Event Report
森の市2023
東京大手町に森があること、ご存知ですか。
木や虫、動物の生態系が育まれた「都市の森」が大手町にあります。
この森の10周年を祝う宴として、「森の市」を開催。
ANTE Vojnovic div.は、森の市の企画・ディレクション、ブランドリーシング、縁日・ワークショップの開催などを担当しました。
「都市の森を知ってほしい」「そして都市の森で過ごす時間・体験をしてほしい」
という想いからこのようなテーマを設定。
”人と森が交差する(=縁ができる日)は縁日=有縁の日” = 森の市
メイン会場である1階の大手町の森は、縁日、「ハレの場」。
人と森が交差する場として、本来自然が持つエネルギーをそのままお届けできるような、
パワーと活気がある出店者を誘致。
1階は「縁日」の会場を盛り上げる「提灯」をオリジナルで制作。
明かりが灯ることで、縁日のスタートを表ました。
そして提灯には森にやってくる鳥や昆虫、植物のシルエットを。
森の宴を盛り上げます。
Activity
加えて「森のかけらを持ち帰る」体験として、ワークショップや射的のようなアクティビティも準備。
「ハレ」から「ケ」へと変化するステージとして、B2Fは「森の染み出し」を表現。
駅と駅の間の地下通路は日中多くの人が通る一方で森を知らない人も多く、
「ハレの場」への導入部分として期待感が高まるような出店者を誘致。
After Event
そしてコンテンツづくりだけでなく、
森の市で大切にしたのは人と人が森に集い、交流が生まれる場にすること。
交流は来場者と出店者だけでなく、出店者同士の交流も含みます。
それぞれが商品を見せ合い、会話を重ねお互いの魅力を知り、横のつながりが生まれることでお客さまにもおすすめしたくなる。昔の商店街のような交流が生まれる空気感を作りました。
出店者が心からこのイベントが楽しい!と思っていただくことで、
活気が生まれ、熱はお客さまへとうつります。
開催後の出店者アンケートでは
「他にはない熱い思いが伝わる」「とてもパワフルで楽しい空間」との感想も。